
2月29日(木)に、記事のような講演をさせていただきました。桐生タイムス様ありがとうございます。
諸先輩方を前に恐縮しながらも、”叶えたい夢”についてお話をさせていただきました。
①すべての子どもたちに『勉強がわからない、つまらない』→『(勉強の意義を理解し)主体的に勉強ができるようになってほしい』
②いわゆる不登校の子どもたちをゼロにしたい
①については、勉強って一生必要なものだと思うからです。一生必要なものに対する意識が”やらされる”意識によりネガティブなものであったら、人生をより良く生きる上で足枷になってしまうと思うのです。子どもたちの未来を保証してあげられるような教育にシフトしていくことが本質だと思うのです。そうすることで今すぐすべての子どもたちに結果が出るほど甘いものではありませんが、その姿勢を続けていれば、大人になる過程で必ず実を結ぶと思うのです。学生でいる時間より、その後の人生の方が長いですから。
②については、うちがすべてのいわゆる不登校の子どもたちを受け入れますなんて話ではありません。生きていればいろいろある。いろいろあるのに選択肢がない、この辺りに問題意識をもっています。うちに来てくれている児童生徒のように、地域の学校ではないけれど、学びにアクセスできているのであれば、それはもはや”不登校”と呼ばなくても良くないですか?みんな同じでなくても、そこは社会として許容してもらえないでしょうか?
講演後にいただいた感想からは、
「あそこにあるのは知っていたけれど、考えていたものとは全然違った」という旨の言葉をたくさんいただきました。
始まっておよそ2年半が経過しますが、まだまだ認知をしていただく段階だとあらためて自覚しました。
最後に、誤解もありそうなので、
私は自分を育ててくれた”学校”が大好きです。だから教員になりました。そして今も、”学校”が大好きです。だから、教員を辞めました。大好きだからこそ、より良くなっていって欲しいと願います。敵だなんて思ったことは一度もありません。優劣なんて、どうでもいいです。
地域の学校もいい、NEXTAGE SCHOOもいい、また別の選択肢もいい。そのことによって子どもたちが輝いていく。
そんな未来を迎えに行きたいです。