AI✖️アート

この絵は、誰の作品だと思いますか?

モネでもダ・ヴィンチでもありません。

当校の小学6年生の作品です。

しかも、時間にして5分で描き上げました。

このカラクリは、AIにあります。

「midjourny」というアプリを使えば、誰でも簡単にこのような絵が描けます。

作者のやることは、文字で簡単な指令を出すだけ。

その指令を受けて、AIが絵を描いてくれるのです。

自分の頭の中のイメージを具現化するのに最適だと思います。

これを聞いて、

「いやいや、私には関係ない次元の話だし」

「私、絵とか描けないし」

と片付けちゃう人が多いと思うのですが、それって、すごくもったいない考え方だと思うところがあり・・。
 
たとえば、今、「写真を撮る」というアクションって、子どもからお爺ちゃんお婆ちゃんまで、誰でも、やっていますよね?
 
なんなら撮った写真を加工までして、インスタにアップしたりしてますよね。
 
中には、趣味で始めた、それが仕事になっちゃっている人もいます。
 
「写真を撮る」というアクションは、大昔は本当に超超超専門家にしかできなかったことですが、テクノロジーが発達して、現代においては特殊技術ではなくなった。
 
そんな感じで、歴史的に見ると、「クリエイティブな活動」って、ジワジワと民主化されていって、あらゆる業界でプロとアマの境界線が曖昧になってきています。
 
「私には関係ない」が減ってきているんですね。

「コンセプトアート」の領域では、これからは「画力」よりも、「AIに指示を出す力」の方が確実に重要になってきて、そうなってきた時に、「私、絵は描けないから」は、「私、写真とか撮れないから」ぐらい、不思議な言葉(古い言葉)になってくる。
 
これ、話を聞いているだけだと、いまいちピンとこないと思うので、一度、『Midjoueney』を触ってみてください。
 
「『絵を描く』という特殊技術が、今、これだけ一般化されたんだ」ということが分かると思います。
 
「クリエイティブが、これだけ身近になったんだ」ということが分かると思います。
 
あと、少し触れば、AIの性格(得意/不得意)が見えてきます。
 
つまり、人間に残される仕事が見えてきます。

テクノロジーの進化は、特殊技術を一般化して、人間に”できる”を増やしていきそうですね。

この流れに抗うのではなく、上手に利用していきたいですね!!

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