
これからの社会を生きる子どもたちに育成したい力について、OECD(経済協力開発機構)を中心として国際的な検討が活発に行われています。
OECDは、「教育とスキルの未来2030プロジェクト」を進め、2019年5月に、「OECDラーニング・コンパス(学びの羅針盤)」を発表しました。
「エージェンシー」はその中心的な概念として、
「変化を起こすために、自分で目標を設定し、振り返り、責任をもって行動する能力(the capacity to set a goal, reflect and act responsibly to effect change)」と定義されています。
「変化を起こすために、自分で目標を設定し、振り返り、責任をもって行動する」と聞くと、非常に難しく聞こえますね。
日本語でそのおおよそを表す言葉としては、”主体性”がそれになると思います。
エージェンシーの中心的な概念を私なりに解釈してみると、
”変化を起こすために”
人間は生活を営みながら日々変化しています。しかし、多くの場合はその変化について無自覚です。
言い換えれば、意識的に変化をしている人が少ないと言えます。変化=成長と捉えるとわかりやすいかもしれません。
成長するために変化をする、こう聞くと「それは良いことだし、大切なことだ」と思えますよね。
ただ、自ら進んで、意識的に変化している人が少ない、変化→成長にベクトルを向けようということです。
”自分の目標を設定し”
実は有限である時間を生きる私たちは、”より良く生きる”ことをこれも無意識に願います。
しかし、無意識で物事に取り組むのと、目標を設定して物事に取り組むのとでは、そのパフォーマンスに差が出ることは明らかです。
何となく野球やっていたら、甲子園に出場することができたなんてことはなかなか起こり得ません。
”振り返り”
自分がやっていることは正しいのか、自分のやり方が正しいのか、このままで設定した目標に辿り着くことができるのか。
こう考えることで、今日より明日、明日より明後日と目標達成に向けた行動の濃度が変わります。
”責任をもって行動する”
要するに”自分で決める”ということです。
自分の人生の本当の意味での当事者に自分がなるということです。
自分で決めた以上は、その結果の恩恵も、責任も自分自身のものとなるわけです。
さて、”エージェンシー”の重要性はご理解いただけたでしょうか?
しかし、実は当たり前のことですよね。
”自分の人生だから自分で決める”って。
では、なぜ教育界で”エージェンシー”の必要性が叫ばれているのか?
それは、そうなっていないからです。
NEXTAGE SCHOOLは、開校以来この”エージェンシー”を育むことを念頭に入れた教育を行っています。
学びの主体者は子どもたち自身で、あなたが達成したい目標は何なのか、そのために今日は何の勉強をするのか、どのような方法で勉強するのか、毎日毎日この繰り返しです。
NEXTAGE SCHOOLに通ってくれているお子さんたちは、もちろんわかるでしょうし、NEXTAGE SCHOOLを訪れたことのある方も、ご理解いただけると思います。
この自己決定から振り返りまでの繰り返しと”エージェンシー”が確かなものになるまで粘り強く諦めないことなくしては”エージェンシー”の中心的な概念は育まれないとか確信しています。
ここまでやるのは、NEXTAGE SCHOOLだけです!!
