
本日の授業の1コマです。
小学生、上級生が下級生に算数を教えてあげています。
それも、下級生にとって1学年上の内容をです。
下級生にもわかりやすいように言葉を選んだり、答えを言わずになるべく自分で考えてもらうようにしたり・・さまざまな工夫が見られました。
子どもたち同士で教え合うことにはさまざまな良い点があります。
まず、上級生は問題を正しく理解していなければ教えることはできませんので、問題について自分で解く時以上に考えます。
さらに、相手の立場に立って(今回の場合は目線を合わせて)物事を考えることができるようになります。
教えてもらう人は、少し上のお姉さんという憧れの対象から教えてもらうとあって、真剣に考えようとします。
そして、理解しようというモチベーションが上がり、それは当然正しい理解へと導きます。
”教え合い”は”教え愛”、相手を思いやる気持ちがなければ成り立ちません。
当校は、基本的には個に応じた学習を行っているため、学習中に児童生徒同士が関わる機会はありません。
それでも、お互いを認識するように働きかけたり、児童生徒同士が必要と考え、お互いの想いが合致したりすれば、関わります。
特に、中学生は1日1回以上はお互いの考えを耳にしています。
お互いの認識や関わりについては、学習を主体としている学び場の中でも意識している方だと思うのですが・・。
ぜひ、様子を見に来て下さい。
今日も当校の方針を理解し、学習に臨んでくれた児童生徒のみなさん、そしてそれを応援してくださる保護者の皆様、ありがとうございました!!