【教えて、のりそら先生】いじめ問題に具体的提案 今こそ『学年担任制』を

みなさん、こんにちは。

のりそらです。

学校経営理念

私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、

学校教育目標

教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。

ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。

さて、今回は、学校におけるいじめについての私見をお話させていただきます。

目次

  1. 本日の内容:【教えて、のりそら先生】いじめ問題に具体的提案 今こそ『学年担任制』を
  2. 文科省 ”調査のあり方を検討”
  3. 所感
  4. 視点を変えた改革を!!
  5. いじめ対策提案:”学級担任制の廃止”→”学年担任制”へ
  6. まとめ

本日の内容:【教えて、のりそら先生】いじめ問題に具体的提案 今こそ『学年担任制』を

題して「【教えて、のりそら先生】いじめ問題に具体的提案 今こそ『学年担任制』を」といった内容でお届けします。

痛ましすぎて、気の毒すぎて、悲しすぎて、触れることをためらっていました。

しかし、『教育ブログ』と銘打っている以上、触れない訳にはいかないと勝手に考えているので、私見を中心に述べたいと思います。

今回このお話を聞くことで、いじめについての文科省のこれからの対応のあり方について理解することができます。

お子さんの教育について関心ををおもちの保護者の方々、志をもって子どもたちのために活動しているすべての方々、今何かに一生懸命に挑戦されている方々、教育に関心のあるすべての方々に向けてお話をしていきます。

どうぞお付き合いください。

文科省 ”調査のあり方を検討”

深刻ないじめが全国であとを絶たない中、重大ないじめが起きた際の初期対応や調査の中立性などに課題があるとして、文部科学省は学校や教育委員会における適切な調査のあり方について、検討を始めたということです。

そして、11月22日には、専門家や学校関係者などでつくる文部科学省のいじめ防止対策協議会が開かれ、重大ないじめが起きた際の調査のあり方について検討されたといいます。

現状について、重大ないじめが発生しても認知されないことや、調査が迅速に行われなかったり、委員の人選が中立・公平でなかったりすること、自治体によって対応に差があることなどが課題として示されたそうです。

委員からは「いじめが深刻化する前に学校現場で早期に対応をはかり保護者に情報を提供することが大切だ」とか「事前に具体的な方針を決めておくことが重要だ」といった意見が出されました。

協議会では、全国の教育委員会に実態調査を行ったうえで年度内に取りまとめを行い、調査の体制や運用の改善を図ることにしているそうです。

所感

率直な感想を述べます。

”これまでと何がどう変わるのかが見えない・・”

そんな風に感じます。

学校は、これまで散々このようなことに取り組んできた結果が実態だと思うのです。

いや、これまでには無かった月に1回の児童生徒へのアンケートを行うなど、いじめに対する学校の取り組みは、随分行われるようになったと感じています。

これ以上同様の取り組みがなされてもあまり効果がないだけでなく、教員の更なる負担が増えるだけのように感じます。

視点を変えた改革を!!

現場の経験則で言わせていただくと、小学校などは顕著なものですが、たった1人の担任で、30人以上の子どもたちの細かい様子まで正確に把握していくことは、極めて難しいと考えます。

”いじめ等生徒指導案件には複数の教員で当たるように”

そう言うのは簡単で、その通りだとは思いますが、現実は担任がそのほとんどを抱え込んでいる現状ではないでしょうか。

例えば、子ども同士のケンカの指導をしたとしましょう。

周りの先生方は、この事に気づき、一緒に指導してくれるような指導体制になっているでしょうか?

1人で指導をし、職員室に戻る頃には他の先生方はそんなことがあったとは知らず、それぞれ自分の仕事をしており、話しかけにくい、報告さえしづらい状況にはなっていないでしょうか?

先生方の仕事を遮って報告や相談をした末に、安心できるような助言や労いの言葉は存在しているでしょうか?

1人で指導し、疲労感満載の中、仕事を遮ってまで話をしてよかったと言う気持ちには私はなれた経験が非常に少なかったです。

むしろ、こんな寂しい気持ちになるのであれば、話さなければ良かった。

そんな気持ちにさえなりました。

『チームで対応するんじゃ無かったのかよ・・』

いじめ対策提案:”学級担任制の廃止”→”学年担任制”へ

具体的な方策の提案をします。

いじめ問題を解決するために、”学級担任制の廃止”を提案します!!

そもそも学級担任制の構造上、1人で抱え込まなかったり、みんなで周知すべきことが周知されなかったりすることは必然です。

最初から複数人で対応していくことを前提とした構造にすれば良いと考えます。

子どもたちは、担任の先生だけでなく、話しやすい先生、頼りにしやすい先生等、個々の判断で相談ができます。

自分のクラスという概念が広がるので子どもたちの動向も必然的に多くの目で見ることになります。

1人の教員の主観で、『これくらいなら大丈夫』と判断してしまうことも無くなります。

今こそ、”学年担任制”を採用することを提案します!!

まとめ

さて、今回は、「【教えて、のりそら先生】いじめ問題に具体的提案 今こそ『学年担任制』を」というお話をさせていただきました。

教員時代、机上の空論ではなく、具体的な改革を心から望んでいました。

そうでなければ、何も変えることができずに、今回のようなあまりにも残念すぎる事態がいつ起こってしまってもおかしくないという危機感に苛まれていました。

そのような先生方も少なくないのではないでしょうか?

的を射ているかは分かりません。

しかし、現場目線での提案をしたつもりでいます。

私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。

加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。

先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。

私のできることはさせていただきます!!

のりそらからは以上です!!

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