ICT教育の実際

”GIGAスクール構想”

すでに一人一台のパソコンやタブレットの配布を多くの学校で終え、現在はそれらを活用した教育が実践されている渦中。

といきたいところですが、みなさんの、みなさんのお子さんの学校での活用状況はいかがでしょうか?

”GIGAスクール構想”が目指す先は、”個別最適化した学習”です。

一人ひとりに最適な学びです。

子どもが100人いたら、100の実態が存在します。

誰一人として同じ学力の子どもはいないというのが実際です。

にもかかわらず、1対マスの一斉指導が中心の学校教育。

”個別最適化した学習”を実現するには、これまでの固定概念を覆さねばなりません。

ところが、どうでしょう?

学校の、学校の先生方の、保護者の方々の、ひいては子どもたちの概念は、依然としてこれまでの流れを踏襲しているのが実情ではないでしょうか?

生身の先生がマスに向けて授業することこそが授業であり、学習である、そんな考えに固執してしまってはいないでしょうか?

大切なことは、時代を鑑みて、テクノロジーの力も鑑みて、とにかく素直に実践してみることではないでしょうか?

そうでなければ、”GIGAスクール構想”も”個別最適化した学習”も絵に描いた餅になってしまいます。

当校の子どもたちの実態も、実に多様です。

そのような中で、”個別最適化した学習”に素直に取り組んでいます。

得てして、教育の成果はすぐに現れるものではありません。

教師とテクノロジーの長所を取り入れ、教師が担うべき役割とテクノロジーが担う役割を見定め、実行していく。

そして、子どもたちにこれまで以上に力が付いていく。

これこそが”GIGAスクール構想”の本質であると考えます。

みなさんは、どのようにお考えになりますか?

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