
ある児童が教室へ来るなり質問をしてきました。
「先生、工作をしてもいいですか?」と。
「どんな工作をしたいの?」
と聞くと、
「オリジナルのカードゲームが作りたいんです」と。
もう少し詳細を聞くと、キャラクターを印刷し、自分で持ってきた素材に貼り付けて作りたいとのこと。
おそらくこの児童は、迷ったのでしょう。
遊びの要素が入っているので、ここではダメかもしれないなと。
私の答えは、
「そうか、やってごらん」
でした。
根拠はさまざまにありましたが、何よりはこの児童の日頃の取り組みです。
この児童は、小学生ながらも、いやまだ中学年ながらも、毎回計画的に学習を進めています。
学校の勉強はもちろん、プログラミングやアニメーション作成、さまざまな秀でた能力があります。
きちんと考えがあるに違いありません。
工作に意義を見出しているに違いありません。
この児童のさらなる飛躍を考えると、「ダメ」と簡単に切り捨てることは全くもって得策ではありません。
よって、
”やっていいに決まってるじゃん”
これが私の答えです。
やらされて勉強するは二流、三流。
自分で決めて、主体的に勉強するは超一流。
これは、単に学力をもっていっているのではありません。
当校は、超一流の子どもたちを育んでいきたいと考え、せっせせっせとやっています。