
この絵は、誰の作品だと思いますか?
モネでもダ・ヴィンチでもありません。
当校の中学2年生の作品です。
このカラクリは、AIにあります。
「midjourny」というアプリを使えば、誰でも簡単にこのような絵が描けます。
作者のやることは、文字で簡単な指令を出すだけ。
その指令を受けて、AIが絵を描いてくれるのです。
自分の頭の中のイメージを具現化するのに最適だと思います。
これを聞いて、
「いやいや、私には関係ない次元の話だし」
と片付けてしまうのはもったいないです。
かつて、「写真を撮る」というアクションは、大昔は本当に超専門家にしかできなかったことです。
しかし、テクノロジーが発達して、現代においては特殊技術ではなくなりました。
そんな感じで、歴史的に見ると、
「クリエイティブな活動」は、ジワジワと民主化されていっていますよね?
「私には関係ない」が減ってきているんですね。
今回ご紹介したのは、「コンセプトアート」という領域で、この領域において、これからは「画力」よりも、「AIに指示を出す力」の方が確実に重要になってきます。
そうなってきた時に、「私、絵は描けないから」は、「私、写真とか撮れないから」ぐらい、不思議な言葉になってくる感じがします。
一度、『Midjoueney』を触ってみてください。
「『絵を描く』という特殊技術が、今、これだけ一般化されたんだ」ということが分かると思います。
「クリエイティブが、これだけ身近になったんだ」ということが分かると思います。
あと、少し触れば、AIの性格(得意/不得意)が見えてきます。
つまり、人間に残される仕事が見えてきます。
テクノロジーの進化は、これからも特殊技術を一般化して、人間に”できる”を増やしていきそうです。
この流れに抗うのではなく、上手に利用していきたいですね!!