AIアート

この絵は、誰の作品だと思いますか?

モネでもダ・ヴィンチでもありません。

当校の中学2年生の作品です。

しかも、時間にして5分で描き上げました。

このカラクリは、AIにあります。

「midjourny」というアプリを使えば、誰でも簡単にこのような絵が描けます。

作者のやることは、文字で簡単な指令を出すだけ。

その指令を受けて、AIが絵を描いてくれるのです。

自分の頭の中のイメージを具現化するのに最適だと思います。

これを聞いて、

「いやいや、私には関係ない次元の話だし」

と片付けてしまうのはもったいないです。

かつて、「写真を撮る」というアクションは、大昔は本当に超専門家にしかできなかったことです。

しかし、テクノロジーが発達して、現代においては特殊技術ではなくなりました。

そんな感じで、歴史的に見ると、

「クリエイティブな活動」は、ジワジワと民主化されていっていますよね?

「私には関係ない」が減ってきているんですね。

今回ご紹介したのは、「コンセプトアート」という領域で、この領域において、これからは「画力」よりも、「AIに指示を出す力」の方が確実に重要になってきます。

そうなってきた時に、「私、絵は描けないから」は、「私、写真とか撮れないから」ぐらい、不思議な言葉になってくる感じがします。

一度、『Midjoueney』を触ってみてください。

「『絵を描く』という特殊技術が、今、これだけ一般化されたんだ」ということが分かると思います。

「クリエイティブが、これだけ身近になったんだ」ということが分かると思います。

あと、少し触れば、AIの性格(得意/不得意)が見えてきます。

つまり、人間に残される仕事が見えてきます。

テクノロジーの進化は、これからも特殊技術を一般化して、人間に”できる”を増やしていきそうです。

この流れに抗うのではなく、上手に利用していきたいですね!!

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