【教えて、のりそら先生】新年度開始 良いスタートに向けた保護者へのたった1つの助言

みなさん、こんにちは。

のりそらです。

学校経営理念

私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、

学校教育目標

教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。

ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。

さて、今回は、新学期序盤に保護者の方ができることについてお話をさせていただきます。

目次

  1. 本日の内容: 【教えて、のりそら先生】新年度開始 良いスタートに向けた保護者へのたった1つの提言
  2. 保護者ができる大事な1つのこと
  3. 担任の先生の悪口を言わない
    1. 「あの先生は当たりだ」「今年ははずれだ」
    2. 実は、子どもは・・
    3. 気になることがあったら・・
    4. 建設的な関係を
  4. まとめ

本日の内容: 【教えて、のりそら先生】新年度開始 良いスタートに向けた保護者へのたった1つの提言

題して『【教えて、のりそら先生】新年度開始 良いスタートに向けた保護者へのたった1つの提言』といった内容でお届けします。

いよいよ新年度が始まりました。

子どもの胸は、新しいクラスや学校への期待と緊張でいっぱいでしょう。

なめらかな滑り出しを応援するため、保護者はどのように振る舞えばよいのでしょうか?

これまでの経験を踏まえてお話しさせていただきます。

今回このお話を聞くことで、新学期序盤に保護者の方ができることについて考えを深めることができます。

お子さんの教育について関心ををおもちの保護者の方々、志をもって子どもたちのために活動しているすべての方々、今何かに一生懸命に挑戦されている方々、教育に関心のあるすべての方々に向けてお話をしていきます。

保護者ができる大事な1つのこと

子どもがスムーズに学校生活に馴染んでいくために、保護者の方々に最もお伝えしたいポイントが1つあります。

それは、「担任の悪口を言わない」です。

これはすべて、保護者がちょっと配慮するだけで、随分と変わってくるものです。

具体的にどのようなことか、見ていきましょう。

担任の先生の悪口を言わない

「担任の先生の悪口を言わない」極めて教師よりの発言のように聞こえるでしょうが、それがそうではなく、お子さんを思っての発言です。

私自身、教師としても年度の初めの学級懇談会では、このようなお願いを保護者の方々にしてきました。

『私の指導に疑問や不満が出てきてしまった時は、どうか子どもの前ではそれを言わず、直接言ってください。』と。

「担任の先生の悪口を言わない」よく言われていることなのですが、少し丁寧に説明をしたいと思います。

前提として、担任の先生と子どもの関係には、相性のようなものがあることを述べておきたいと思います。

それは子ども個人との相性もありますし、集団としての子どもたちとの相性もあります。

子どもと担任の先生の関係には、親の担任の先生への評価が影響している場合が多くあります。

「あの先生は当たりだ」「今年ははずれだ」

SNSなどの発達により、親同士はたくさんの情報をやり取りしています。

始業式の日、子どもが学校から帰ってくる前にすでに親たちの間で回っている情報から担任の先生が誰かわかった…という現象も、最近ではよくある話です。

先生が誰かだけでなく、そういったやり取りのなかでは「あの先生は当たりだ」「今年ははずれだ」などの感想も交わされているものです。

そういった際、親が参考にしているのは前年度またはそれ以前のその先生の学級経営です。

しかし、私の経験では、前年度にうまく学級経営をできなかった担任でも、次の年はうまくいくということは往々にしてあります。

もちろん、その逆もあります。

実は、子どもは・・

あれこれと情報をやりとりする親と比べ、子どもはわりとフラットな感じで新しい担任を見ていることが多いです。

どちらかというと「今年の先生はどんな先生だろう?」という楽しみや期待を抱いていることが多いようです。

そういった状況なのに、親が担任の先生を「今年ははずれだ」などと言っているのを見ると、子どもは新しい先生のことを良く思えなくなってしまいますよね。

これでは、子どもと担任が正常な人間関係を築けなくなってしまいます。

気になることがあったら・・

もし担任の先生に何か問題や気になるところがあった場合、それは自分の子どもに対してではなく、状況によって担任に直接話をしたり、上の立場の学年主任、教頭・副校長、校長などに伝えたりしていただければよいと思います。

担任がどういった状態(良くも悪くも)であれ、担任の先生と子どもの関係は良いほうが絶対に”得”ですから、その関係性を阻害することのないよう努めたいです。

親が子どもに対して担任の悪口のようなことを言うのは「百害あって一利なし」です。

むしろ親としては、もし子どもが教師の問題点などを言うようなことがあった場合は「先生は違った考えがあるのではないの」や「大人には子どもからはわかりにくい事情があるのよ」など、担任の先生をフォローする発言をすることが望ましいです。

もちろん、これは常識範囲の場合です。

非常識(体罰など)な場合は事実確認をして、早急に行動をする必要があるのは当然です。

建設的な関係を

さて、長々とお話ししてきましたが、一番お伝えしたいことは、”一度決まった担任は、変えられない”という事実です。

子どもたちが毎日関わる先生を否定的に見たり、批判したりしても状況が良くなることはありません。

であるならば、逆に肯定的に捉える意識をもちながら、もうちょっとこうしてほしいと言ったことについては相手が受け入れやすいように伝えていく。

こうして教師と保護者が連携していくようにすれば、ただ文句を言って状況は何も変わらずというよりはよっぽど良い状況を生みます。

まとめ

さて、今回は、『【教えて、のりそら先生】新年度開始 良いスタートに向けた保護者へのたった1つの提言』というお話をさせていただきました。

正直、担任の先生の影響は大きいです。

大きいだけに保護者の関心事として大きくなる気持ちもよくわかります。

ただ、その結果お子さんにとってマイナスになるような言動は避けたいですよね。

少なくとも、我が子が毎日お世話になっている訳です。

その気持ちを忘れずにいれば、次第に気持ちが通じ合っていくものです。

人間関係は鏡だと言います。

自分がどう思っているかは、相手がどう思っているかに通ずる。

建設的にいきましょう。

私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。

加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。

先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。

私のできることはさせていただきます!!

のりそらからは以上です!!

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